抗生物質の危機
2014-02-05


と言う衝撃的なページを見つけました。

☆抗生物質の危機(2) 〜魔法の終わる時〜

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雲が特に不安を感じたのは以下の言葉。

製薬会社にとっては、抗生物質は薬価が安く認可もされにくい上、すぐに耐性菌が出現してくるので、研究費を注ぎ込んでも「割りに合いにくい」薬です。

市場原理主義の皆さん。製薬会社は利益を極大化することを選択する(これは、市場原理主義にとっては当然のこと)と思いますが、その結果、抗生物質の効果がなくなる世界がやってくるかもしれません。多くの人が抗生物質が効かないことで亡くなって(抗生物質の開発が製薬会社の利益となり得る状態になって)から抗生物質の開発に取りかかることになっても、それは、市場という点から見ると正常な状態と言うことですね。雲はそういう世界では生きたくない。市場が万能か?という命題に対してはこの事実からだけでも否定されると雲は考えています(だからといって、市場が全くの役立たず。と言っているわけではありません。どんなものにも適用範囲があり万能などということは無い。と言っているだけです)。

なお、同じく、市場原理主義では対応できていない事例として、エボラ出血熱の例を挙げておきます。

【エボラ出血熱】拡大の背景には製薬業界の放置も WHOは未承認薬を容認

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